診療科目

形成外科

・ 黄色腫
・ 稗粒腫
・ 脂漏性角化症
・ アクロコルドン
・ 粉瘤(アテローマ)
・ ホクロ(色素性母斑または母斑細胞母斑)
・ 巻き爪・陥入爪
・ 鶏眼(ウオノメ)・胼胝(タコ)
・ やけど(熱傷)
・ 肥厚性瘢痕・ケロイド
・ 耳垂裂

・ 外傷(顔、手、足など)


黄色腫

黄色腫イラスト 主に中年期以降にまぶたの内側にできる黄色い盛り上がりのある良性皮膚腫瘍です。高コレステロールの方に出来やすく、コレステロールを取り込んだ細胞が皮下に沈着することが原因とされています。
 1年以内の健康診断の採血結果でコレステロール値が記載されている場合はご持参ください。またすでに高コレステロールの治療を内科で行っている方は、いつから・どのようなお薬を飲んでいるかをお知らせください。これらに該当されない方は、術前採血の際に追加でコレステロール値をお調べすることがございます。高コレステロールが認められた場合は食事療法や内服治療を並行して行っていただくことがあります。この治療により高コレステロール血症が軽快しても黄色腫は消失しません。しかし術後の再発率を下げるためには必要な治療と考えています。
手術方法には2通りあります。術後2週間程度はプールや海などでの水泳は控えてください。
① 切除術(保険):局所麻酔下にて腫瘍を紡錘形に切り取ります。目立たないように工夫しますが線状の傷跡が残ります。術後は1週間程度患部をガーゼで覆う必要があります。
② 炭酸ガスレーザー(自費):複数回の処置が必要となることがあります。
切除した場合では傷跡が不自然になってしまう場合はこちらをお勧めすることがあります。術後は2週間程度患部をガーゼで覆う必要があります。

◀ 戻る

稗粒腫

主に目の周りに多発する1mm程度の白い皮膚腫瘍です。皮膚の内側に形成された袋状の構造物に角質がたまることが原因です。清潔な針を使って腫瘍に小さな傷をつけて内容部を押し出します。施術後はキズを保護するために外用薬を1週間程度塗布していただきます。また腫瘍の大きさによっては施術後にキズをテープで保護することもあります。

◀ 戻る

脂漏性角化症

主に顔、頭部、首、背中など日光の当たりやすいところにできる茶褐色~黒色の平たく隆起した皮膚腫瘍です。まれにかゆみを伴うことがあります。加齢性の変化が主な原因です。
腫瘍の大きさや隆起の形状に応じて日帰りの手術(切除術)または炭酸ガスレーザー(自費)による治療法をご案内します。
① 切除術(保険):局所麻酔の注射後に腫瘍を紡錘形に切り取ります。目立たないように工夫しますが線状の傷跡が残ります。術後は1週間程度患部をガーゼで覆う必要があります。
② 炭酸ガスレーザー(自費):局所麻酔の注射後に腫瘍をレーザーで蒸散させ皮膚の表面から削り取ります。術後は1~2週間程度患部をガーゼで覆う必要があります。

◀ 戻る

アクロコルドン

複数の数mm程度の茶色いブツブツが主に首、腋の下、足の付け根など擦れることの多い部位にできる良性の皮膚腫瘍です。
治療法には以下の2つがあります(部位や腫瘍の大きさによっては切除術をご案内することがあります)。
① 液体窒素冷凍凝固法(保険):液体窒素で皮膚腫瘍を凍結させます。1~2週間に1回のペースで施術し、皮膚腫瘍がとれるまで繰り返します。施術後はわずかに窒素を当てた部位が赤くなることがあります。皮膚腫瘍がとれた後は数か月間、色素沈着が残ることがあります。
② 炭酸ガスレーザー(自費):麻酔テープ(1枚100円)を施術の約30分前に施術部位に貼付していただきます。施術後は約1週間キズを茶色のテープで保護してください。
液体窒素法と比べるとわずかに色素沈着が出現することもありますが2~3か月で軽快します。
アクロコルドン画像

◀ 戻る

粉瘤(アテローマ)

主に耳の後ろや背中に多く見られることがありますが全身どこにでもできます。皮膚の内側が袋状となり、その中に垢や皮脂がたまり、数mmから数cmのしこりとして触れます。内容物が貯留するにしたがい腫瘍は少しずつ大きくなります。臭いのある膿のような汁がでることもあります。
細菌が袋の中に入り感染した場合は、赤く腫れて痛くなることがあります。その際は抗生剤の内服と外用薬を処方して炎症を治めますが、場合によっては局所麻酔の注射をした後に腫瘍の表面をメスで開けて内容物を出す応急処置をします(切開排膿)。処置後は数日間通院していただき経過をチェックします。
感染していないことが確認され、しこりの除去をご希望される場合は日帰りの手術(切除術)となります。
切除術(保険):局所麻酔下にて腫瘍を紡錘形に切り取ります。目立たないように工夫しますが線状の傷跡が残ります。術後は1週間程度患部をガーゼで覆う必要があります。

◀ 戻る

ホクロ(色素性母斑または母斑細胞母斑)

皮膚の中の母斑細胞がメラニン色素を産生することにより茶褐色や黒色のホクロとなります。
ホクロが悪性化したものがメラノーマ(悪性黒色腫)です。ホクロの形が左右非対称である、輪郭がギザギザしている、色が不均一、直径が6mm以上などの特徴があるとされています。これらは診断の手がかりにはなりますが、外観のみでの診断には限界があります。良性と悪性の判別をつけるためにはダーモスコピー検査(拡大鏡を用いた検査です。当院では取り扱いがないのでご希望の方は紹介状を作成いたします)または外科的に切除して病理検査(組織を顕微鏡で調べる検査です)で診断を受けることをお勧めします。

◀ 戻る

巻き爪・陥入爪

 巻き爪は足の爪の先端が丸まってしまった状態のことです。爪の巻き込みが強くなり皮膚を挟み込むようになると痛みが生じることがあります。
 陥入爪は深爪や機械的刺激(きつい靴を履き続ける、スポーツなどで足の親指が刺激され続けるなど)により爪が皮膚に食い込み炎症や痛みを引き起こしている状態です。
 爪の巻き込みや食い込みを解消するためには爪の先端にワイヤーを挿入して爪を矯正する方法があります(自費 初回 5000円、ワイヤー入れ替 2000円)。
 また炎症が著しい場合はガター法を行うことがあります。これは麻酔の注射をした上で爪を皮膚の間にクッションの役割となるシリコンチューブを差し込むことにより炎症を和らげる治療法です。
 いずれの方法でも日常生活に大きな支障はきたしません。

◀ 戻る

鶏眼(ウオノメ)・胼胝(タコ)

繰り返し同じ部位に刺激が加わることにより皮膚が固くなる状態です。いすれも足底や足の指の間などに多く見られます。
鶏眼は皮膚が芯状に固くなり刺さるような痛みを伴うことがあります。胼胝は平たい楕円形の隆起として認められ、厚さが増すと歩く時に違和感が出現することがあります。
治療としては皮膚を柔らかくする外用薬の塗布や皮膚の固くなっているところを削る処置がありますが、まずは慢性的な刺激を取り除くことが重要となります。

◀ 戻る

やけど(熱傷)

お湯、化学薬品、フライパン、湯たんぽなど様々な原因でやけどになることがあります。症状も様々で、赤くヒリヒリするもの、みずぶくれ(水疱)ができるもの、白く変色するものもあり、状態にあわせて外用薬を選択していきます。応急処置としては水道水などで患部をすぐに冷やしてください。自己判断で外用薬は塗ったりせずに速やかに医療機関を受診してください。

◀ 戻る

肥厚性瘢痕・ケロイド

キズの治る経過で膠原繊維が過剰に産生されたため赤く盛り上がった傷跡になった状態です。かゆさ、痛み、ひきつれを伴うことがあります。テーピングなどによる圧迫固定、ステロイド外用、ステロイド含有テープの貼付、ステロイドの局所注射、トラニラストの内服などの治療法があります。症状や傷跡の大きさにあわせて治療法を選択していきます。
尚、耳たぶにできたピアスケロイドは大きさによっては日帰りの手術をご案内することがあります。

◀ 戻る

耳垂裂

重いピアスを装着し続けた結果、またはピアスが何かにひっかかり引っ張られたために耳たぶが裂けてしまったキズのことです。
日帰りの手術によりキズを縫い合わせます。1週間程度は患部をガーゼで覆う必要があります。

◀ 戻る

外傷(顔、手、足など)

ケガをした部位は清潔なガーゼやタオルで保護してください。
傷の状態を確認した後、必要に応じて泥や雑菌などを洗浄します。
洗浄や縫合(ほうごう)(傷を縫う処置)は局所麻酔の注射をしてから行います。縫合の必要のない傷の場合は自宅での洗浄方法と外用薬の塗布方法をご案内いたします。
縫合した場合は傷の経過を確認するため、翌日~3日後にご来院ください。抜糸は処置後1~2週間程度で行います。処置後の傷跡の経過は月1回ペースで1~3か月程度チェックします。

◀ 戻る

▲ TOPへ戻る